金井酒造店は〒259-1304 神奈川県秦野市堀山下182-1で伝統的な酒造りを行う蔵元です。地域の特色を活かし、地域の気候風土を最大限に活かした酒造りを特徴としています。厳選された原料米と清らかな仕込み水を用い、熟練の技により米の旨みを最大限に引き出す醸造を心がけています。食中酒として料理との調和を大切にし、地元の食文化と密接に結びついた味わいを追求し続けています。
明治元年(1868年)、女性創業者・佐野リキによって創業された金井酒造店は、秦野市唯一の酒蔵として150年以上の歴史を刻んできました。丹沢山系の恵まれた水環境と盆地特有の気候を活かし、地域に根ざした酒造りを実践。女性が酒蔵を創業するという当時としては革新的な出発点から、常に新しい試みに挑戦する姿勢は現在も受け継がれています。代表銘柄「白笹鼓」は地元の白笹稲荷神社にちなみ、「笹の露」は秦野の豊かな自然を表現。近年では秦野産の酒米を使用した「未来酒プロジェクト」や、麹菌にモーツァルトを聴かせる独創的な製法など、伝統と革新を融合させた取り組みが注目を集めています。2025年にはKura Masterでプラチナ賞を受賞するなど、小規模ながら品質の高い酒造りで、地域のテロワールを世界に発信し続ける、まさに秦野の誇りとなる蔵元です。県の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
2025年クラマスターコンクール純米酒部門で『黒笹Eden 純米吟醸 無濾過原酒』プラチナ賞受賞。2024年東京国税局酒類鑑評会で『黒笹』優等賞受賞。過去には全国新酒鑑評会や東京国税局酒類鑑評会の吟醸酒部門、燗酒部門での受賞歴あり。小規模ながら品質にこだわった酒造りで、特に黒笹シリーズが高く評価されている。
〒259-1304 神奈川県秦野市堀山下182-1
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