菊司醸造株式会社は1705年(宝永2年)創業の老舗酒造で、奈良県生駒市小瀬町に位置します。320年以上の歴史を持ち、伝統銘柄「菊司(きくつかさ)」と平成10年からの特定名称酒「往馬(いこま)」を製造しています。生駒山系の天然水と選び抜かれた酒造好適米を使用し、澄んだ空気が三味一体となって自然でまろやかな味わいを生み出しています。奈良独自の菩提酛による酒造りにも携わる技術力の高い蔵元です。
菊司醸造は1705年(宝永2年)に奈良県生駒市で創業した300年以上の歴史を持つ老舗蔵です。創業以来「菊司」という伝統の地酒を醸造し続け、地域に根ざした酒造りを実践してきました。平成10年(1998年)からは特定名称酒の限定流通商品「往馬」の製造も開始し、伝統と革新を両立させています。奈良県の「菩提酛による清酒製造研究会」の発足当初からメンバーとして参加し、奈良独自の菩提酛による酒造りにも積極的に取り組んでいます。生駒山系という恵まれた自然環境の中で、天然水と良質な酒造好適米、そして澄んだ空気という三要素を活かした自然でまろやかな酒造りを継承しています。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
菊司醸造株式会社は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
奈良県生駒市小瀬町555
Phone: 0743-77-8005