文化元年(1804年)創業の徳島県最古の酒蔵。鳴門海峡の激流で鍛えられた鳴門鯛にちなんで名付けられた銘酒「鳴門鯛」を醸造。激流で育った鳴門鯛の上質な身質と脂ののりの良さのように、深い味わいと芳醇な香りを持つ日本酒を目指している。徳島の阿波踊りや藍染などの伝統文化と共に愛され続け、地元の食材との相性も抜群。蔵直営の「ナルトタイの店」では試飲や購入も可能で、熟成酒や梅酒など多彩な商品を取り揃えている。
本家松浦酒造場の歴史は文化元年(1804年)、二代目松浦直蔵によって創業されたことに始まる。220年以上の長い歴史を持つ徳島県最古の酒蔵として、代々受け継がれてきた伝統的な醸造技術を大切にしながらも、時代に合わせた革新を続けてきた。主力銘柄「鳴門鯛」は、鳴門海峡の激流で鍛えられた鳴門鯛の上質な身質にちなんで命名され、その名前に恥じない品質の高い日本酒として県内外で高い評価を得ている。蔵の一部を改装した「ナルトタイの店」では、日本酒だけでなく熟成酒やすだち酒、にごり梅酒、にごり果実酒なども製造・販売し、地域の観光資源としても重要な役割を果たしている。現在も家族経営の温かみを大切にしながら、伝統と革新の調和を目指した酒造りを続けている。
蔵直営の「ナルトタイの店」では、日本酒をはじめ熟成酒、すだち酒、にごり梅酒、にごり果実酒の試飲・購入が可能。営業時間は無休で10時〜18時。見学や体験についてのお問い合わせは専用フリーダイヤル0120-866-140まで。阿波踊りシーズンや藍染体験と合わせた観光コースとしても人気。
創業以来220年以上にわたり数多くの品評会で受賞。全国新酒鑑評会や関西酒類品評会などで継続的に評価を受けている。特に純米大吟醸や大吟醸酒は品質の高さが認められ、徳島県を代表する地酒として全国的な知名度を誇る。地元の食材との相性の良さでも評価が高く、徳島の食文化を支える重要な銘柄として位置づけられている。
〒779-0303 徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地
Phone: 088-689-1110