豊島屋酒造は〒189-0003 東京都東村山市久米川町3-14-10で伝統的な酒造りを行う蔵元です。地域の特色を活かし、地域の気候風土を最大限に活かした酒造りを特徴としています。厳選された原料米と清らかな仕込み水を用い、熟練の技により米の旨みを最大限に引き出す醸造を心がけています。食中酒として料理との調和を大切にし、地元の食文化と密接に結びついた味わいを追求し続けています。
慶長元年(1596年)、初代・豊島屋十右衛門が江戸の神田鎌倉河岸で酒屋兼一杯飲み屋を開業し、同時に白酒の醸造を開始。東京都最古の酒蔵として400年以上の歴史を誇る。樽酒を結婚式に用いる習慣を作った元祖とも言われ、江戸時代から続く白酒の製造技術を継承。明治27年(1894年)に明治天皇の銀婚式を祝して「金婚正宗」と命名し、現在でも明治神宮・神田明神の御神酒を納める唯一の蔵元として特別な地位を築く。昭和5年(1930年)に現在地の東村山市へ移転し、都心から離れた静寂な環境で品質重視の酒造りを継続。戦後は「屋守」ブランドを展開し、伝統を守りながらも現代の嗜好に合わせた新しい日本酒の可能性を追求。全量ビン貯蔵による品質管理と、香りよく優しい味わいをコンセプトとした酒造りで、東京の地酒文化を牽引している。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
全国新酒鑑評会金賞、東京国税局酒類鑑評会優等賞など、数多くのコンクールでの受賞歴を誇る。400年以上の歴史と伝統を守り続けながら、現代の飲み手に愛される酒造りを実現。「金婚正宗」は明治天皇の銀婚式を祝して命名されたことでも有名。
〒189-0003 東京都東村山市久米川町3-14-10
Phone: 042-391-0601