八千代酒造合名会社は、大正4年創業の美郷町の酒蔵です。「八千代」の名は君が代の一節から、この酒を飲む人々の家系が末永く栄えることを祈って名付けられました。名水百選・六郷湧水群の地下水を使用し、地元密着型の伝統的な酒造りを続けています。「La+ YACHIYO」のような新ブランドも展開し、伝統と革新を両立させています。
大正4年（1915年）創業。初代後藤勘三郎が六郷町（現美郷町）で酒造業を開始。「八千代」の名は君が代の一節「千代に八千代に」から、この酒を飲む人々の家系が末永く栄えることを祈って名付けられた。かつて20以上の酒蔵があった六郷町において、仙北平野で栽培される良質な米と名水百選に選ばれた六郷湧水群の豊富な地下水を活かした酒造りを継承。平成20年（2008年）には新酒鑑評会で金賞を受賞。現在は後藤堅太郎氏が代表を務め、杜氏の斎藤一夫氏とともに伝統的な酒造りを守りながら、「La+ YACHIYO」のような新しい試みも展開している。県の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
八千代酒造合名会社は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
秋田県仙北郡美郷町六郷字本道町60番地
Phone: 0187-84-1230