明治5年(1872年)創業、大分県臼杜市野津町に位置する酒蔵。『和醸良酒』を企業理念に、日本酒と焼酎の製造を行っています。ISO14001やOCPPオーガニック認証を取得するなど環境問題にも積極的に取り組んでいます。
明治5年(1872年)、臼杜市野津町水地に「万力屋」として創業した藤居酒造。大正8年(1919年)に現在地に移転し、明治・大正時代の建物が今も残る歴史ある蔵元です。代表銘柄「龍梅」は、蔵近くにある古梅「潜龍梅」に由来。什込み水には大野川上流の名水「久保ん谷湧水」を使用し、原料米は兵庫県産や福岡県糸島産の山田錦を中心に、熊本酵母(熊本9号)を組み合わせて醸造。「龍梅大吟醸」は全国新酒鑑評会で数多くの金賞を受賞。米本来のうま味を引き出し、芳醇な香りとさらりとしたキレ味が特徴です。1981年からは焼酎製造も開始。平成13年(2001年)には洞窟貯蔵庫を完成させ、焼酎の熟成にも力を入れています。『和醸良酒』の理念のもと、地域社会に貢献できる酒造りを目指し、環境問題にも積極的に取り組み、ISO14001やOCPPオーガニック認証を取得。伝統を守りながらも、現代的な品質管理を実施しています。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
藤居酒造株式会社は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
大分県臼杵市野津町大字野津市213番地の2
Phone: 0974-32-2008