1833年(天保4年)灘西宮で創業、約190年の歴史を持つ酒蔵。灘五郷の一つ西宮郷に位置し、「喜一」ブランドの日本酒を醸造。「喜一」は「飲む人、売る人、造る人の喜びを一つにする酒」という意味を込めている。
1833年(天保4年)に灘西宮で創業。蔵名と銘柄「喜一」は、創業者の名前「喜一」に由来する。伝統的な圧搾方法を守り、酒袋に入れた醪を槽(ふね)に並べ、自然に滴る酒を集めた後、手動または圧搾機で圧力をかける製法を継承している。
酒蔵見学については事前予約制となっており、灘五郷の伝統的な酒造りの技術や歴史を学ぶことができます。特に、江戸時代から受け継がれている圧搾方法や、酒袋を使った伝統的な製法を間近で見学できる貴重な機会があります。見学の詳細については事前にお電話でお問い合わせください。
灘五郷の中でも歴史ある酒蔵として、長年にわたり品質の高い日本酒を醸造し続けています。特に主力銘柄「喜一」は、山田錦100%、宮水100%を使用した本格的な灘の酒として評価を受けています。また、伝統的な製法を継承しながらも時代に合わせた品質向上に取り組み、地元をはじめ多くの日本酒愛好家から親しまれています。
〒662-0928 兵庫県西宮市石在町14-5