文化5年(1808年)創業の老舗酒蔵。創業者小山屋又兵衞が播州で酒造技術を習得後、武蔵国足立郡指扇村(現さいたま市西区指扇)で創業。1万坪の敷地に170基以上の貯蔵タンクを持つ大規模蔵元として、金紋世界鷹を代表銘柄に多彩な商品を製造。東京市場に特化した東京盛ブランドや、現代的なデザインの界シリーズなど、伝統と革新を両立させた酒造りを展開している。
{ "foundingStory": "1808年(文化5年)、創業者小山屋又兵衛が武蔵国足立郡指扇村にて酒造業を開業。灘・伊丹・伏見で技術を習得後、関東で創業", "founder": { "name": "小山屋又兵衛", "birthYear": 1763, "birthPlace": "播州・宮北村(現兵庫県播磨町)" }, "milestones": [ { "year": 2008, "event": "創業200周年記念『金紋世界鷹』発売" }, { "year": 2023, "event": "Kura Master 2023でプラチナ賞受賞" } ] }
年2回開催される『蔵開き』イベントでは、普段見ることのできない酒造施設の見学や試飲、限定商品の販売を実施。2025年は3月6日と4月13日に開催予定。1万坪の広大な敷地に点在する貯蔵タンクや醸造設備を巡る見学コースは、大規模蔵元ならではの迫力を体感できる。JR川越線西大宮駅から徒歩15分、指扇駅から徒歩25分とアクセスも良好で、大宮駅からバスでも来場可能。
2023年フランスで開催されたKura Master 2023において『東京盛 純米大吟醸』がプラチナ賞を受賞。海外市場での高い評価を得て、日本酒の国際的な認知度向上に貢献している。創業200年を超える老舗蔵元として培った技術と品質管理が国際的に認められた快挙となった。また、埼玉県内限定の『金紋世界鷹』は地元で長年愛され続け、地域に根ざした酒造りの象徴として評価されている。
埼玉県さいたま市西区大字指扇1798番地