享保元年(1716年)創業、兵庫県丹波市市島町上田の酒蔵。代表取締役の山名洋一朗が、300年以上の伝統を受け継ぎながら「奥丹波」ブランドを展開。丹波の深い山間地域の風土を表現した清酒を醸造。店舗営業時間は9時~16時、4~10月は第3水曜定休、11~3月は無休。丹波篠山地域の7蔵による共同商品「丹波七蔵 GOLDEN MIX」にも参画。
山名酒造は享保元年(1716年)、江戸時代中期に兵庫県丹波地方で創業した、同地域最古の歴史を誇る酒蔵である。創業から300年以上にわたり、丹波の豊かな自然環境を活かした酒造りを続けている。昭和29年(1954年)12月8日に株式会社として設立され、現在は代表取締役の山名洋一朗が伝統を継承している。主力銘柄「奥丹波」は、深い山間地域である丹波の奥地の風土や文化を表現した地酒として、地元を中心に愛されている。酒類製造業と酒類食品小売業を事業内容とし、蔵元直売所では製品の販売と共に、地域のコミュニティスペースとしての役割も果たしている。近年では、丹波篠山地域の7つの酒蔵が協力して開発した「丹波七蔵 GOLDEN MIX」プロジェクトに参画するなど、地域の酒蔵間での連携も積極的に行っている。Facebook、Instagramなどのソーシャルメディアを通じて、酒造りへの想いや最新情報を発信し、お客様との対話を大切にしながら、末永く愛される企業を目指している。江戸時代から続く伝統の技と、現代のニーズに応える柔軟性を併せ持ち、丹波の地酒文化を未来へと繋ぐ重要な役割を担っている。
営業時間は10:00〜16:00(12月のみ9:00〜18:00)で直売所を運営し、地元の方々や日本酒愛好家に親しまれている。駐車場も完備されており、丹波地方最古の酒蔵として300年以上の歷史を持つ伝統ある酒造りを体感できる。丸山杜氏として知られる青木卓夫さんによる丁寧な酒造りの現場を見学できる場合があるため、詳細は事前にお問い合わせください。
丸山杜氏として知られる青木卓夫さんによる丁寧な仕込みで、透明感のある綺麗な酒を醇している。特に幻の酒米とされる野条穂を現代に蓘らせた取り組みや、三宝ダム坑道内で熟成させた「木桶生もと 三宝ダム坑道内熟成」など、独特な酒造り手法が高く評価されている。契約栽培米として野条穂や雄町などを使用し、丹波の豊かな自然環境を活かした地酒造りで地元を中心に愛され続けている。
〒669-4322 兵庫県丹波市市島町上田211