浜嶋酒造合資会社は大分県豊後大野市緒方町下自在381で伝統的な酒造りを行う蔵元です。地域の特色を活かし、地域の気候風土を最大限に活かした酒造りを特徴としています。厳選された原料米と清らかな仕込み水を用い、熟練の技により米の旨みを最大限に引き出す醸造を心がけています。食中酒として料理との調和を大切にし、地元の食文化と密接に結びついた味わいを追求し続けています。
浜嶋酒造の現蔵元は昭和39年(1964年)に酒蔵の息子として生まれました。昭和54年(1979年)、母親の病気により17年間の長きにわたり酒造りを中断。平成2年(1990年)に家業を継承後、酒造りへの情熱が再燃し、国税庁醸造試験所での学習や各地の蔵元での修行を経て、平成9年(1997年)1月に自ら杜氏となって酒造りを再開。「美しい酒の追求」を永遠のテーマに掲げ、自らが美味しいと思う酒だけを醸しています。大分県緒方の穂倉地帯で自ら酒米を栽培する「自作自醸」にこだわり、全ての酒を伝統的な「船搾り」で一つ一つ醪を酒袋に入れて手作業で搾る、完全手造りの蔵です。「キレとうまみ」を併せ持つ、飲み疲れない酒を目指しています。蔵のある緒方は「その土地の米と水で醸してこそ真の地酒」という信念のもと、地域に根ざした酒造りを実践しています。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
浜嶋酒造合資会社は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
大分県豊後大野市緒方町下自在381
Phone: 0974-42-2216