1884年(明治17年)創業の都錦酒造株式会社は、島根県江津市嘉久志町に位置する140年以上の歴史を持つ伝統ある酒蔵です。江津市は日本海に面した港町で、石見地方の中央部に位置し、豊かな水資源と清涼な気候に恵まれた酒造りに適した地域です。代表銘柄「都錦」は、伝統的な技法と現代的な設備を組み合わせた酒造りで、純米酒を中心とした品質重視の商品展開を行っています。地元の食材や料理との相性を考えた酒質で、温かみのある味わいとしっかりした旨みが特徴です。世代を超えて受け継がれてきた伝統と、地域の特性を活かした酒造りで、石見の地酒として地元はもちろん全国の日本酒愛好家から高い評価を得ています。
1884年(明治17年)に江津市嘉久志町で創業した都錦酒造株式会社は、以来140年以上にわたり島根県石見地方の酒造りを継承してきました。明治期の創業当初から地元江津の港町としての特性を活かし、物流の便の良さを生かした原料調達と販売を展開してきました。大正から昭和初期にかけては、地元の酒蔵として地域社会を支える存在として成長。戦後の高度経済成長期を経て、品質と伝統を重視した酒造りへと方向性を転換。特に平成期以降は、純米酒を中心とした高品質な日本酒づくりに特化し、地元の食文化や料理との調和を意識した商品開発を続けてきました。代表銘柄「都錦」の名は、美しい都である京都の錦のように美しい酒を造りたいという願いから名付けられ、140年以上にわたり地域の文化と伝統を背負いながら、石見の地酒として多くの人に愛され続けています。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
都錦酒造は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
〒695-0016 島根県江津市嘉久志町イ1415番地
Téléphone: 0855-52-2129