大阪府交野市に位置する1826年(文政9年)創業の老舗蔵。生駒山系の軟水を使用し、低温長期発酵の吟醸造りで米の旨味を引き出す『上方うま口』の酒を醸造。2018年よりマーカス・コンソリーニ氏が日本酒蔵初の外国人CTOに就任し、英語での酒造りワークショップを世界初開催するなど国際的な活動も展開。週末のみ営業の古民家レストラン『無垢根亭』も人気。
大門酒造は1826年(文政9年)、清少納言が『枕草子』で「野は交野」と讃えた交野の地に、半左衛門良之が『酒屋半左衛門』を創業したことに始まります。190年以上の歴史を持ち、生駒山系の清冽な軟水を仕込み水に使用。この軟水の特性を活かし、酵母の発酵を丁寧にコントロールしながら、もろみをじっくりと低温で長期間発酵させる吟醸造りを全量で実施。米麹由来の旨味を最後まで残すことで、まろやかでコクのある『上方うま口』を実現しています。6代目当主・大門康剛氏の代に、香港の個人投資家たちの支援を受け、日本文化と伝統工芸を大切にする新たな体制で再出発。2018年にはマーカス・コンソリーニ氏が日本酒蔵初の外国人CTOに就任し、世界初の英語による酒造りワークショップを開催。『DAIMON 35』が2016年ロンドン酒チャレンジで金賞、2020年にTasting Trendies Sake Awardsでチャンピオンを獲得するなど、国際的な評価も高い酒蔵です。
蔵見学ツアーは10月頃から春にかけて土日11:00開催(要予約)。江戸時代末期の酒造蔵を改装したレストラン『無垢根亭』も併設。レストランは火〜木曜日11:00-15:00(無垢根カフェ)、金〜日曜日は昼12:00-14:00・夜18:00-20:00の無垢根レストラン営業(完全予約制)。2025年8月10-18日は夏季休業予定。JR学研都市線河内磐船駅より徒歩7分、京阪電車交野線河内森駅より徒歩8分。
2016年ロンドン酒チャレンジで「DAIMON 35」が金賞受賞。2020年Tasting Trendies Sake Awardsで「DAIMON 35」がチャンピオンを獲得。日本酒蔵初の外国人CTOマーカス・コンソリーニ氏のもと、世界初の英語による酒造りワークショップ開催など国際的な活動でも評価を得ています。ジャパン・サケ・アワードなどでも受賞歴を持ち、海外の日本酒コンペティションで高い評価を継続的に受けており、「上方うま口」の代表的な酒蔵として国内外から注目されています。
〒576-0031 大阪府交野市森南3丁目12番1号