1922年創業、栖吉川の伏流水と地元産米を使用して「長陵」を醸造する高橋酒造。総赤煉瓦造りの醸造蔵と六角形の煙突は2007年に国の登録有形文化財に指定されました。「長陵」は長岡市の雅称であり、山本五十六元帥の雅号でもありました。ベテラン越後杜氏の指導のもと、若い蔵人たちが手造りを基本とした酒造りを行っています。2024年に新チームが蔵を継承し、現在は葵酒造株式会社として運営されています。
1922年(大正11年)創業。蔵の脇を流れる一級河川栖吉川の伏流水と、蔵周辺の穀倉地帯からの米を利用して酒造りが始まりました。総赤煉瓦造りの醸造蔵と六角形の煙突は、2007年(平成19年)に国の登録有形文化財に指定されました。「長陵」という名前は長岡市の雅称であると同時に、長岡出身の山本五十六元帥の雅号でもありました。2024年に新しいチームが蔵を継承し、現在は葵酒造株式会社として運営されています。県の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
葵酒造株式会社(旧・高橋酒造株式会社)は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
〒940-0082 新潟県長岡市地蔵1-8-2