文化元年(1804年)創業、220年以上の歴史を持つ岡山県を代表する老舗酒造です。美作勝山藩御用達の「御膳酒」が現在の「御前酒」の由来となっており、2023年に全国唯一、すべての日本酒を岡山の酒米「雄町」で醸造する蔵元となりました。「地元の米、地元の水、地元の技」を酒造りの原点とし、岡山県初の女性杜氏である辻麻衣子氏が2007年から杜氏を務めています。母屋と複合施設「NISHIKURA」は2013年に登録有形文化財に指定され、伝統と革新を両立させた特色ある蔵元です。
文化元年(1804年)、美作勝山藩2万3千石の城下町勝山で創業した220年以上の歴史を誇る老舗酒造です。「御前酒」の名前は、美作勝山藩の三浦藩主に献上していた「御膳酒」に由来しています。江戸時代から続く伝統的な酒造技術を代々受け継ぎながら、常に革新にも取り組んできました。2007年からは辻麻衣子氏が岡山県初の女性杜氏として就任し、2019年からは全ての御前酒を岡山県産雄町米で醸造、2023年には全国唯一の完全雄町酒造りを実現しました。2013年には母屋とNISHIKURA複合施設が登録有形文化財に登録されるなど、歴史的価値と現代的な魅力を併せ持つ蔵元として発展を続けています。
蔵元直営の複合施設「NISHIKURA」を併設しており、1階には直売ショップ「SUMIYA」、2階には「お食事処西蔵」があります。登録有形文化財に指定された歴史ある建物で、御前酒の購入とお食事をお楽しみいただけます。キャッシュレス決済にも対応し、現代的な利便性も提供しています。公式サイト、Facebook、Instagramでも情報発信を行っています。
2023年に全国唯一、すべての日本酒を岡山の酒米「雄町」で醸造する蔵元となり、業界において画期的な取り組みとして注目を集めています。また、岡山県初の女性杜氏である辻麻衣子氏のもと、伝統的な技術と革新的な発想を融合させた酒造りが高く評価されています。
〒717-0013 岡山県真庭市勝山116