1843年(天保14年)創業、180年以上の歴史を持つ新潟淡麗辛口を代表する酒蔵。新潟県東蒲原郡阿賀町の奧阿賀地方に位置し、麒麟山の麓に作られた「麒麟蔵」で酒造りを続けている。「真の地酒」をモットーに、地元の米、水、気候、人で作られた酒を地元の人に愛される酒造りを実践している。2019年には全酒に奥阿賀産100%の米を使用する目標を達成。麒麟山伝統辛口、麒麟山超辛口などキレのある辛口酒で知られる。
1843年(天保14年)に創業。津川の地で180年以上にわたって酒造りを続け、新潟淡麗辛口の伝統を築いてきた。現在で7代目社長である斎藤俊太郎氏が2006年から経営を継承。奥阿賀酒米研究会を1995年に設立し、地元の約55人の農家と連携して酒米づくりから酒造りまで一貫して取り組んでいる。2010年からは山を守る植林活動も実施し、約5000本のブナを植林するなど環境保護にも努めている。地域に根ざした持続可能な酒造りを実現している。
毎年6月から9月上旬まで、事前予約制で酒蔵見学を実施。平日・土日と10:00と14:00の1日1日回、所要時間は約60分(蔵見学、試飲、お土産販売を含む)。料金は1、1000円(20歳以上)でお土産付き。定員は最大7名で、インターネット予約のみ受付。JR磐越西線津川駅から徒歩アクセス可能。麒麟山の麓で、常浪川の超軟水を使った酒造りの現場を見学できる。阿賀町の美しい自然環境の中で、辛口の伝統と地域に根ざした酒造りを体験できる貼重な機会。
新潟県産酒米『越淡麗』をいち早く取り入れ、全国新酒鑑評会での金賞受賞実績を持つ。180年以上の歴史を持つ辛口の传統と、地元奥阿賀地方の米を100%使用した真の地酒づくりが高く評価されている。『麒麟山 伝統辛口』は麒麟山酒造の原点にして代表銘柄として、キレの良さと飲み飽きしない味わいで、平成時代から現在まで日本酒ファンに愛され続けている。地域の環境と伝統を守りながら品質の高い酒造りを実現し、日本酒業界での地位を確立している。
〒959-4402 新潟県東蒲原郡阿賀町津川46