1934年、江戸時代享保期創業の山家屋と1845年創業の山城屋が合併して栃尾で創業。年間2-3mの積雪に覆われる天然の冷蔵庫で、素材の個性を最大限に引き出す「淡麗旨口」の酒造り。なめらかで丸みのある柔らかな酒質が特徴。
1934年(昭和9年)、享保年間に創業した山家屋と1845年創業の山城屋が合併して栃尾で創業しました。江戸時代には長岡藩栃尾組として戊辰戦争の際に米澤藩の兵糧所として使われ、大きな和釜で兵士への炊き出しが行われた歴史があります。四方を山に囲まれた雪深い里で、上杉謙信が幼少期を過ごしたという土地柄でもあります。毎年2-3メートルの積雪に見舞われる天然の冷蔵庫のような環境で、名峰守門岳の雪解け水を使った酒造りを続けています。県の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)SAKE部門において、2023年にゴールドメダルとシルバーメダルを受賞。伝統的な酒造技術を保持しながら革新を続け、人々に笑顔をもたらす酒造りを目指す蔵元として国際的な評価を得ている。
〒940-0217 新潟県長岡市栃尾大町2-8