岐阜県高山市清見町に位置する、「元祖・鬼ころし」で知られる老舗蔵。「心を酔わす酒造り」をモットーに、蔵人の想いを伝える酒造りを行う。飛騨山脈からの清冽な水と地元「ひだほまれ」を使用し、辛口専門の酒造りを貫く。
江戸享保年間(1720年頃)創業、300年以上の歴史を持つ老田酒造店。「鬼ころし」の元祖として知られ、その名は「鬼をも倒すほどの辛口」という意味が込められている。1990年、より良い水と環境を求めて高山市中心部から清見町へ移転。飛騨山脈の豊かな自然環境の中で、「邪心を除く」という酒造りの精神を守り続ける。伝統的な手造り製法にこだわり、小規模ながら丁寧な酒造りを通じて、辛口の極みを追求。蔵元直売店では限定酒や季節酒の試飲も可能で、「心を酔わす酒」との出会いを提供している。飛驨自慢鬼ころしなど、地元の米「ひだほまれ」を使った地酒も展開し、飛騨の風土を伝える酒造りを続けている。
酒庫見学の詳細については直接お問い合わせが必要。上三之町の直営店(岐阜県高山市上三之町67)では9:00〜17:00の営業時間で、「鬼ころし」をはじめとした各種日本酒の試飲や販売を行っている。伝統的な高山の街並みでの試飲体験を楽しめる。
300年以上の歴史を持ち、「鬼ころし」の元祖として知られる老田酒造店。「鬼をも倒すほどの辛口」という意味が込められた銘柄で、地元の方々から今も愛飲され続けている。辛口専門の酒造りで特化し、飛騨の風土を伝える伝統ある酒庫として高い評価を受けている。
岐阜県高山市清見町牧ヶ洞1928