出雲市平田町の木綿街道に位置する明治10年(1877年)創業の老舗酒蔵です。代表銘柄「ヤマサン正宗」の『サン』は『三方よし』からきており、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という商売の哲学を表しています。60年以上のベテラン出雲杜氏が手がけ、酒米は島根県産の山田錦、佐香錦、五百万石などを全量使用した酒造りを行っています。
1877。三方よし - 農家(売り手)、お客様(買い手)、蔵人(世間)全てが幸せになる酒造りという理念のもと、1877年に明治10年創業、建物5棟が重要文化財に指定。ヤマサンのサンは三方よしの「三」から。酒造りの神・佐香神社に近い木綿街道に立地。県の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
現在のところ具体的な受賞歴の情報は公開されていませんが、60年以上のベテラン出雲杜氏が手がける伝統的な技術と、島根県産米100%にこだわった酒造りで定評をいただいており、酒の神様を祗る佐香神社から一番近い蔵として、地域に根ざした酒造りを続けています。
島根県出雲市平田町785