1724年(享保9年)創業、宮城県塩釜市に位置する290年以上の歴史を持つ老舗酒蔵。最初の一代目の富衛門は鹿(麦芽米)製造業を営んでいたが、1724年に酒造権を取得し酒造業を開始。後に伊達政宗が深く尊崇した陸奥一の宮の塩釜神社の御神酒を奉納するよう命じられ、以来290年以上にわたり塩釜神社の御神酒の醸造元として酒造りを続ける。〒6号酵母発祥の蔵としても知られ、日本酒業界に大きな貢献を果たしている。
1724。県の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
全国新酒鑑評会で数多くの金賞を受賞し、酒世界をリードしてきました。1973年に発売した『浦霞禅』は日本酒の新しいイメージを創造し、地酒ブームの先駆けとなりました。前村平三郎氏、平野重一氏ら歴代の杰氏が様々なコンクールで受賞を重ね、「12号酵母発祥の蔵」として、日本酒文化の発展に大きく貢献しています。多季醸造や矢本第二工場の設立など、先進的な取り組みで酒質向上に勤しんでいます。
〒985-0052 宮城県塩釜市本町2-19