「うぶすな|ubusuna」の哲学を掲げ、土地の産土神や生命を育む大地への敬意を込めた酒造りを行う。菊池川流域和水地区の自然栽培米を使用し、伝統的な撥ね木搾りで醇造。
明治35年(1902年)、熊本県玉名郡和水町で神田角次・茂作親子により神田酒造として創業。平成4年(1992年)に花の香酒造に改名し、6代目神田清隆氏のもとで革新的な酒造りを展開。「産土(うぶすな)」の哲学を掲げ、土地の産土神や生命を育む大地への敬意を込めた酒造りを実践。菊池川流域和水地区の自然栽培米を100%使用し、馬耕や無肥料栽培など伝統農法を守る。妙見神社の岩清水を仕込み水に、伝統的な撥ね木搾りで醸造。代表銘柄「産土」は野生酵母を使用し、生き生きとした泡を持つ独創的な日本酒として話題に。2022年ベルギー国際優秀味覚賞最高位3つ星、2021年純米酒大賞金賞、2020年ロンドンSAKEチャレンジ金賞など国際的評価も高い。人・自然・生態系が豊かになる持続可能な酒造りを追求し、日本酒の新たな可能性を世界に発信している。
蔵見学は不可だが、ギャラリー「花回廊」を自由見学可能。写真家ハービー・山口氏の写真展示、樹齢180年の梅古木がある庭園、一部商品購入も可能。2019年に改装された酒蔵ギャラリーとして運営。
酒屋大賞2023銀賞受賞(産土シリーズ)。1902年創業の六代目神田清隆当主による「産土(うぶすな)」哲学に基づく土着酒造り。無肝料・自然農法で和水町農地約12%を手掛ける規模での酒米栽培を実践。
〒861-0906 熊本県玉名郡和水町西吉地2226-2