1973年(昭和48年)、宮城県大崎市松山地区の4つの酒蔵が合同して誕生した酒蔵。日本初の発泡清酒「すず音」で知られ、年間約7万本を送り出す人気商品。伝統的な酒造りと革新を組み合わせ、「結の香」の開発にも関わった宮城県を代表する老舗酒蔵。本社のほかに、東松島市に矢本蔵を構え、アメリカでの酒造りにも取り組むなどグローバルに展開。
1973年(昭和48年)、宮城県大崎市松山地区の4つの酒蔵(浅見商店、勝來酒造、松山酒造、桑原商店)が合同し、「宮城県一つの蔵」という意味で「一ノ蔵」を設立。創業当初から「純米酒」に特化した酒造りを行い、日本酒の新たな可能性を追求してきた。1988年には日本初の発泡清酒「すず音」を発売。結の香の開発にも関わり、宮城県の酒造り技術の高度化に貢献。現在は本社と矢本蔵(東松島市)の2つの蔵で操業し、アメリカのシアトルにも酒蔵を持つグローバル企業として成長している。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
1988年に日本初の発泡清酒「すず音」を開発し、日本酒成長的新分野のパイオニアとして評価されている。年間約7万本を送り出すヒット商品となり、この成功は日本酒業界の新たなジャンル確立に大きく貢献。全国新酒鑑評会では継続的に高い評価を受け、アメリカシアトルでの酒造りなど国際的な展開も評価されている。また、宮城県の酒米「結の香」の開発にも関わり、地域の酒造り技術の向上に貢献している。
〒987-1393 宮城県大崎市松山千石字大欅14番地
Phone: 0229-55-3322