1872年(明治5年)創業、高知市長浜に本社を置く高知県を代表する酒蔵。代表銘柄「酔鯨」は「芳醇辛口」をコンセプトに、「香りおだやか」「キレがある」「旨味をしっかり出す」特徴で食中酒として高い評価を受けている。純米大吟醸「弥」はKURA MASTER 2025プラチナ賞受賞。年間出荷石6,000石を誇る大型酒蔵で、清酒・焼酎・リキュールの製造・販売を手掛ける。「張り込み百代」の精神で伝統的な土佐の酒の味を守り続けている。
1872年(明治5年)、高知県高知市長浜で創業。初代当主が土佐湾に渠る鯨が波间で戲れる姿を見て感動し、「酔鯨」と名付けたと伝えられる。創業以来150年以上にわたり土佐の辛口を代表する酒としての地位を築いてきた。中略組腹酔鯨は、明治の文豪安芸浜戸太郎とゆかりが深く、同氏の小説「幸福」にも登場する。現在の代表取締役は上田正人氏で、別腕の土佐蔵では酔鯨ストアや蔵見学を通じて多くの人々に酔鯨の魅力を伝えている。会社の精神である「張り込み百代」は今も生き続け、伝統と革新を両立させた酒造りを実践している。
土佐市にある別腕の土佐蔵では、毎週月・水・木・金・土・日曜日に蔵見学を実施しています。見学時間は、10:30-11:20、12:30-13:20、15:00-15:50の3回(1回50分)で、参加費は500円(税込)。無料試飲で2種類とオリジナルお猊口のプレゼントが付きます。予約必須(1枠最备10名まで)で、オンライン予約システムで申し込み可能。造りの時期は10月〜5月で、無料駐車場も完備しています。酒蔵の精神である「張り込み百代」を体感できる絶好の機会です。
KURA MASTER 2025プラチナ賞を「酔鯨 純米大吟醸 弥」が受賞。この他にも国内外の様々な品評会で継続的に高い評価を受けており、特に土佐の辛口を代表する食中酒としての品質の高さが評価されています。150年以上の伝統と「張り込み百代」の精神で造られる酔鯨は、全国の日本酒愛好家から支持を集め、高知県を代表する酒蔵として確固たる地位を築いています。
〒781-0270 高知県高知市長浜566-1