明治43年(1910年)創業、広島県福山市市内唯一の地酒酒蔵。当初は「美喜桜」として発足し、三代目に「天寶一」と改名。現在は5代目の村上康久が「酒質デザイナー」として、地下200メートルから汲み上げる「古代水」を使用した酒造りを実践。「和の食材、食文化を最大限に活かす名脇役」をコンセプトに、特に瀬戸内の新鮮な魚介類との相性を重視した「究極の食中酒」を目指す。軟らかな酸とフレッシュなキレで料理を引き立て、人生の喜びや悲しみに寄り添う酒造りを心がけている。
天寶一は明治43年(1910年)、神辺(かんなべ)の地で「美喜桜」の名で創業した。「神辺」の地名が示すように、神のみそばとして酷くされた土地であり、天と地の間で唯一無二の宝となるという願いを込めて「天寶一」と改名した。三代目の時代に現在の銘柄名となり、100年以上にわたって福山の地で酒造りを続けてきた。戦中戦後の困難な時代を乗り越え、平成以降は5代目村上康久が伝統を守りながらも現代的な設備と技術を導入。地下深くから汲み上げる古代水を活用し、地域の食文化と共に歩む「食中酒」としての地位を確立。福山市内唯一の酒蔵として、地域の誇りであり続けることを使命としている。
広島県福山市唯一の地酒酒蔵であり、明治43年(1910年)から続く伝統の酒造りを体感できます。岩盤を2つ越えた地下200メートルから汲み上げる古代水を使用し、超軟水と丁寧な仕込みによって、やわらかな酸とフレッシュなキレを残す特徴的な酒質を理解できます。「和の食材、食文化を最大限に活かす名脇役」をコンセプトとした酒造りをご紹介します。
福山市唯一の酒蔵として、「究極の食中酒」を造り続け、全国の寿司店・和食店で定評を得ています。地元中国地方の伝統的な食文化と調和し、特に料理を引き立てる食中酒として高い評価を受けています。また、5代目の村上康久さんが代表を務め、伝統と革新のバランスを取りながら品質の高い酒造りを続けています。
〒720-2123 広島県福山市神辺町大字川北660
Phone: 084-962-0033