1790年(寛政年間)創業の老舗酒造。全国屈指の豪農・市島家から分家し、新発田市諏訪町で酒造りを開始。2022年2月2日に市島酒造から王紋酒造に社名変更。長年親しまれてきた看板銘柄「王紋」の名前に合わせて蔵名を統一した。1975年に全国初の女性杜氏技能士を誕生させた蔵としても知られ、地域密着の酒造りと革新的な取り組みの両立で評価を得ている。2022年4月には体感型酒蔵リゾート「五階菱」をオープン。
1790年(寛政年間)に全国屈指の豪農である市島家から分家し、新発田市諏訪町で酒造業を開始しました。創業当初は諏訪神社前に位置していたことから看板銘柄を「諏訪盛」としていましたが、大正末期から新たな看板銘柄として「王紋」を生み出し、これが全国的に浸透していきました。昭和50年(1975年)には全国で女性杜氏第1号となる技能士を誕生させた先進的な蔵としても知られています。令和4年(2022年)2月2日、長年にわたって蔵名よりも銘柄「王紋」が広く知られていたため、より高いブランディングを図る目的で市島酒造から王紋酒造へと社名を変更しました。同年4月には体感型酒蔵リゾート「五階菱」を新発田駅前にオープンし、伝統的な酒造りと現代的な観光体験を融合させた新しい取り組みを展開しています。
2022年4月にオープンした体感型酒蔵リゾート「五階菱」では、古い醸造蔵でのプロジェクションマッピング体験や蔵見学ツアーを実施。新発田駅から徒歩3分の好立地で、清水園、足軽長屋、諏訪神社などの観光地と合わせて楽しめます。見学は要予約制で、平日は0254-22-2350、土日祝日は080-8848-1980まで連絡。新発田の城下町文化と日本酒文化を同時に体験できる貴重な施設として注目されています。
Kura Master、Tokyo Sake Challenge、International Sake Challengeなど国際的な日本酒コンペティションで金賞・プラチナ賞を複数回受賞。特に「王紋」ブランドの品質の高さが国際的に評価されており、新潟県内でも上位の評価を受けている実力蔵です。全国新酒鑑評会でも安定した入賞実績を持ち、伝統的な技術と現代的な品質管理の両立が評価されています。
〒957-0056 新潟県新発田市諏訪町3-1-17
Téléphone: 0254-22-2350