明治5年(1872年)創業の本宮市唯一の酒造。安達太良山の伏流水と県産酒米にこだわった、地域に根ざした酒づくりを行っている。地元産の米にこだわって仕込む酒の8割は、市内で消費されている。JR東北本線本宮駅から徒歩で1分という好立地に位置し、日本の酒造りの伝統を継承しながら、既存の枚数にとらわれない革新的な酒造りを目指している。
明治5年(1872年)に創業した大天狗酒造は、本宮市唯一の酒造であり、150年以上の歴史を誇ります。社名の由来は、明治初期に倉庫業から酒造業に転業する際、倉庫に預かっていた2つの行李が引き取り手なく、開けてみると天狗の面が2つ入っていたことから、これを神様からの授かりものと縁起を担いで「大天狗」と命名されました。安達太良山の地下水と地元産酒米を使用し、生産量の80-90%が本宮市内で消費される地域に根ざした酒造りを続けてきました。令和元年(2019年)の台風19号では阿武隈川の氾濫により1階が約60cmの深さに浸水し、醸造機器が使用不能となり、酒米の4/5が损失する深刻な被害を受けました。しかし、地元住民や他の酒造、取引先、常連の支援と、2020年のクラウドファンディングで437人から約603万円の支援を受けて見事に復活を過げ、現在も料理を引き立たせる味へのこだわりで本宮の地酒を造り続けています。
無料の蔵見学を実施しており、事前確認が必要です。見学可能時間は9:00~16:00(日曜日休館)で、無料で3種類の試飲ができます。隣に市営の無料駐車場(約20台分)があり、JR東北本線本宮駅から徒歩で1分とアクセスも良好です。150年の伝統を持つ酒造りの歷史と革新を継続する姿勢をご覧いただけます。
2022年に150年の歴史を祈念し、伝統と革新を融合させた酒造りで地域に根ざした酒蔵として評価されています。2000年に現社長が就任して以来、伝統的な醸造技術の維持と革新的な商品開発を続け、地元の方々から高い評価を受けています。本宮市唯一の酒蔵として、地域の誇りとして亲しまれています。
〒969-1136 福島県本宮市本宮九縄18
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