1718年(享保3年)創業の300年以上の歴史を持つ会津の伝統的な酒蔵。地元会津産米を自社精米し、「香りやさしく、口当たりやわらかく、きれいな味わい、のどごしの良さ」を求め続けている。2005年には神指町に本社を移転し、「会津のよさは酒の良さ」をキャッチフレーズに、会津に根ざした日本酒を蔵人一丸となり醸している。
享保3年(1718年)、徳川第8代将軍吉宗の時代に初代宮森久右衛門によって創業されました。当初は鶴ヶ城の天寧寺口付近に位置し、「井筒屋」の屋号で「天正宗」という銀柄で酒造りを行っていました。明治元年(1868年)の戊辰戦争では戦火により蔵が焼失しましたが、5代目井筒屋久右衛門が戦災の人々の慰めとして酒造りを復活させるためにいち早く蔵を再建しました。このとき「花開酒国春」(花の咲く酒国に春)という漢詩からインスピレーションを得て、銀柄を「天正宗」から「花春」に改名しました。1995年には神指町に新蔵を建設、2005年には本社を水質に優れた神指町に移転し、「会津のよさは酒の良さ」をキャッチフレーズに、300年以上にわたって地元会津産米を自社精米し、会津の風土を大切にした酒造りを続けています。
酒蔵見学は要予約制で、見学希望日の一週間前までにお電話にてご連絡ください。お一人様から、ご家族、団体ツアーまで幅広くご対応させていただきます。春には桜が咲き誇り、天気が良い日は会津磐梯山を望むこともできる美しい環境で、直売所もございますのでぜひお立ち寄りください。
Milano Sake Challenge 2025銀賞受賞、2024酒造年度全国新酒鑑評会金賞受賞。300年以上の伝統を持ちながら、会津の控えめで淡麗な精神を体現し、「飲むほどに」「酔うほどに」のどかな気分に誘われる酒造りで評価されています。国内外のコンクールでの受賞歴も多く、会津を代表する酒蔵として高い評価を得ています。
〒965-0065 福島県会津若松市神指町大字中四合字小見前24番地の1
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