東を吾妻山、西を朝日連峰、南を飯豊連峰にかこまれ、最上川の水に育まれた置賞地方の川西町で酒造りを行う蔵元。「一献が、二献三献とすすむような滋味な酒」を目指し、飲んだ人の心をほっと和ませる酒造りを行っている。派手な香りやインパクトのある酒質ではないが、味わいがあり、料理に寄り添い、気づけば杯が進み心もからだもほっとさせてあげられる、そんな酒を目指している。
中沖酒造店は大正12年(1923年)、初代高橋義四郎により山形県置賜地方の川西町に創業しました。初代は大阪工業学校(現大阪大学工学部)の恩師から授かった「自戒三ヶ条」の教えを胸に、地元の人々に愛される酒造りを志しました。「羽陽一献」の名には、人々が楽しく和やかに酒を酌み交わすことへの願いが込められています。東を吾妻連峰、西を朝日連峰、南を飯豊連峰に囲まれ、最上川の恵みを受ける恵まれた環境で、置賜特有の軟水と山形県産米にこだわった酒造りを実践。平成18年より山形県産米100%に切り替え、平成22年からは特定名称酒のみの製造に特化しました。派手さはないが料理に寄り添い、気づけば杯が進む滋味深い酒質を追求。「飲んだ人の心をほっと和ませる酒」という創業の理念を守りながら、地域の風土と人の温もりを大切にした手造りの酒造りを続けています。
蔵元での見学については事前にメールまたは電話での問い合わせが必要です。手造りの酒造りの様子や、置賜の軟水と山形県産米100%にこだわった特定名称酒のみの製造工程を体験できます。最上川の清流と山々に囲まれた美しい環境で、飲んだ人の心をほっと和ませる酒造りの理念を理解していただけます。
派手な香りやインパクトのある酒質ではなく、料理に寄り添い気づけば杯が進む滋味深い酒造りで地元を中心に高く評価されています。山形県産米100%への切り替えや特定名称酒のみの製造に特化するなど、品質へのこだわりが認められています。初代が大阪工業学校の恩師から授かった「自戒三ヶ条」の教えを守り、人々が和やかに酒を酷み交わす理想的な酒造りを実現しています。
山形県東置賜郡川西町西大塚1792-3