愛友酒造株式会社は茨城県潮来市辻205で伝統的な酒造りを行う蔵元です。地域の特色を活かし、地域の気候風土を最大限に活かした酒造りを特徴としています。厳選された原料米と清らかな仕込み水を用い、熟練の技により米の旨みを最大限に引き出す醸造を心がけています。食中酒として料理との調和を大切にし、地元の食文化と密接に結びついた味わいを追求し続けています。
文化元年(1804年)創業、220年以上の歴史を誇る愛友酒造は、水郷潮来の地で鹿島神宮の御神酒醸造元として歩んできた。昭和33年に株式会社として設立、現在は八代目兼平理香子氏が受け継ぐ。「四海皆兄弟」(しかいみなきょうだい)の理念のもと、酒を酌み交わせば皆兄弟のように親しくなれるという精神を大切にする。神聖な井戸から湧く清水と厳選した地元米を使い、代々伝承される手法で醸造。第106回南部杜氏自醸清酒鑑評会で第6位、IWC金賞・リージョナルトロフィー受賞など、国内外で高評価を得る。備前雄町を使った純米大吟醸はSAKE COMPETITION 2016純米大吟醸部門第1位を獲得。毎日開催の無料酒蔵見学(45分)では試飲も楽しめ、潮来市唯一の酒蔵として地域文化の継承と革新を両立。伝統を守りながら、季節限定酒や希少米を使った新たな挑戦も続けている。県の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
愛友酒造株式会社は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
茨城県潮来市辻205