天吹酒造合資会社は〒849-0113 佐賀県三養基郡みやき町東尾2894で伝統的な酒造りを行う蔵元です。地域の特色を活かし、地域の気候風土を最大限に活かした酒造りを特徴としています。厳選された原料米と清らかな仕込み水を用い、熟練の技により米の旨みを最大限に引き出す醸造を心がけています。食中酒として料理との調和を大切にし、地元の食文化と密接に結びついた味わいを追求し続けています。
元禄元年(1688年)創業の天吹酒造は、佐賀平野東部で300年以上の歴史を誇る老舗蔵です。江戸時代から続く伝統的な酒造りの技術を継承しながら、平成に入って革新的な挑戦を始めました。東京農業大学の研究室が花から分離した花酵母に着目し、全国でもいち早く花酵母を用いた日本酒造りを開始。なでしこ、いちご、アベリア、ひまわり、しゃくなげ、マリーゴールド、月下美人、ベゴニア、日々草、つるばら、オシロイバナという11種類の花酵母を使い分け、それぞれの花が持つ独特の香りと味わいを日本酒に表現することに成功しました。この花酵母日本酒は、従来の日本酒の概念を覆す華やかでフルーティーな香りと、繊細な味わいが特徴です。全国新酒鑑評会では12年連続入賞、7度の金賞受賞という輝かしい実績を持ち、海外のコンクールでも高い評価を獲得。100年以上前に建てられた国の登録有形文化財の蔵で、伝統と革新が融合した唯一無二の日本酒を生み出し続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
全国新酒鑑評会では12年連続入賞、そのうち7度の金賞受賞という輝かしい実績を誇ります。花酵母を使った革新的な日本酒造りは国内外で高く評価され、海外のコンクールでも数々の賞を受賞。特に花酵母日本酒シリーズは、その独特な香りと味わいで多くの品評会で注目を集め、日本酒の新たな可能性を示す酒造として業界からも高い評価を得ています。
〒849-0113 佐賀県三養基郡みやき町東尾2894