大正6年(1917年)創業。西日本の酒造業者の有志による出資で設立された歴史ある蔵元。卓越した酒造技術で注目を集め、「西条酒造学校」とも呼ばれ、全国から杜氏が学びに訪れたことで知られている。酒都西条で一番高い約25mの煙突を持つ恵比寿庫はランドマークとして親しまれている。
{ "founded": 1917, "founder": "吉井思夫(町長)", "story": "大正6年、西日本の酒造業者の有志による出資で設立。卓越した技術から「西条酒造学校」と呼ばれ、多くの杜氏を輩出した" }
恵比寿庫では日本酒の試飲や展示を楽しむことができ、コイン式の有料試飲機(1枚100円で一杯30ml)やラベル、歴代総理大臣の色紙、カープたる募金の酒樽などが展示されています。煙突の高さが27mある恵比寿庫はいつでも見学が自由で、お酒の直売も行っています。毎年春の「西条・醇華町まつり」や秋の「西条・酒まつり」などのイベントでは、より多くの方々に楽しんでいただけます。
創業四年目の大正10年から全国酒類品評会の最高位を3年連続受賞し、その後も数えきれないほどの全国鑑評会金賞を受賞しています。平成以降も品評会で金賞を獲得し、安定した高品質な酒造りを続けています。「西条酒造学校」としての伝統と技術で、業界の酒造技術者を養成し、多くの名杜氏を世に送り出してきた伝統と信頼により、日本酒業界での信頼と評価も高く、現在も品質の高い日本酒を製造しています。
〒739-0011 広島県東広島市西条本町6-21