小山酒造は〒115-0043 東京都北区神谷(旧所在地・現在は製造停止)で伝統的な酒造りを行う蔵元です。地域の特色を活かし、地域の気候風土を最大限に活かした酒造りを特徴としています。厳選された原料米と清らかな仕込み水を用い、熟練の技により米の旨みを最大限に引き出す醸造を心がけています。食中酒として料理との調和を大切にし、地元の食文化と密接に結びついた味わいを追求し続けています。
1878年に創業、2018年に酒造製造業務から撤退。都の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
明治11年(1878年)から2018年までの140年間、東京23区内唯一の酒蔵の一つとして武蔵の地酒文化を支えた。『丸真正宗』のブランドは現在も埼玉県の小山本家酒造によって継承され、伝統と品質が維持されている。東京の酒造りの歴史を語る上で重要な存在であった。