慶応3年(1867年)創業、150年以上の歴史を持つ岡山県浅口市の老舗酒造です。「農産酒蔵」を目指し、自らこだわりの米作りを行っており、昭和62年(1987年)から山田錦の自家栽培を開始しました。日本酒として初めて世界三大有機認証(有機JAS、USDA organic、EU organic)を取得した蔵元として知られ、オーガニック日本酒のパイオニアです。代表銘柄は「竹林」と「賀茂緑」で、「竹林」は蔵の背後にある竹林寺山から名づけられました。この山には東アジア最大の反射望遠鏡(3.8m)を装備した「竹林寺山天文台」があります。酒造設備は岡山県で初の登録有形文化財に指定された座敷屋や釜場など明治中期から昭和初期に建築された建物11棟を所有しています。
慶応3年(1867年)の創業以来、150年以上にわたって酒造りを続ける歴史ある老舗酒造です。明治時代に建築された酒造設備は、座敷屋や釜場など明治中期から昭和初期の建物11棟として、岡山県で初の登録有形文化財に指定されています。戦後の酒造産業の変化とともに、昭和62年(1987年)からは「農産酒蔵」として特級酒米山田錦の自家栽培を開始し、米作りから酒造りまでを一貫して手がける体制を確立しました。この取り組みはやがてオーガニック日本酒の先駆けとなり、日本酒として初めて世界三大有機認証を取得するに至りました。伝統的な酒造りの技術を大切にしながら、時代のニーズに合わせた革新的な取り組みを続け、持続可能な酒造りを実現しています。
明治中期から昭和初期に建築された座敷屋や釜場などの酒造設備11棟は、岡山県で初の登録有形文化財に指定されており、歴史ある酒造りの現場をご覧いただけます。蔵の背後には竹林寺山があり、そこには東アジア最大の反射望遠鏡(3.8m)を装備した「竹林寺山天文台」もあり、酒造りとともに地域の文化や自然をお楽しみいただけます。詳細な見学情報については、公式ウェブサイトでご確認ください。
日本酒として初めて世界三大有機認証(有機JAS、USDA Organic、EU Organic)を取得した特別な実績を持ちます。この三重認証は、オーガニック日本酒のパイオニアとしての地位を示すもので、持続可能な酒造りへの取り組みが国際的に評価されている証拠です。「農産酒蔵」としての取り組みと、明治中期から続く酒造設備の歴史的価値が評価され、岡山県で初の登録有形文化財に指定されています。
岡山県浅口市鴨方町本莇2485