安政年間(1854-1860年)に創業した「阿波の酒蔵 太閤酒造場」を前身とする四国唯一の酒類総合メーカー。銘酒「瓢太閤(ひさごたいこう)」は全国新酒鑑評会で通算20回金賞受賞の輝かしい実績を誇る。蔵の地元阿波町産の「阿波山田錦」と四国山系吉野川の清らかな水で仕込んだ日本酒のほか、日本酒、焼酎、リキュール、果実酒、本みりんなど多岐にわたる酒類を製造。2023年からは徳島初のジャパニーズウイスキー製造も開始し、徳島の食文化と阿波踊りなどの伝統文化を支える総合酒類メーカーとして発展している。
日新酒類の起源は安政年間(1854-1860年)に阿波市土成町で創業した太閤酒造場にまで遡る。170年近い歴史を持つ老舗として、代々受け継がれてきた伝統的な醸造技術を基盤に発展してきた。昭和期に日新酒類株式会社として法人化し、四国唯一の酒類総合メーカーとして多角的な事業展開を開始。主力銘柄「瓢太閤」は全国新酒鑑評会で通算20回の金賞受賞という快挙を成し遂げ、徳島を代表する銘酒として全国的な評価を確立した。1983年には「すだち酎」を発売し、徳島の特産品すだちを活用した地域色豊かな商品でヒットを記録。2023年には徳島初のジャパニーズウイスキー製造工場を稼働開始し、新たな挑戦を続けている革新的な老舗企業である。
蔵見学については事前にお電話でお問い合わせください。2023年に稼働開始した徳島初のジャパニーズウイスキー製造工場見学も話題。阿波市の豊かな自然環境で、「瓢太閤」の醸造工程や多彩な酒類製造を学べます。阿波踊りや藍染体験と合わせた徳島観光コースとしても人気です。
主力銘柄「瓢太閤」は全国新酒鑑評会で通算20回金賞受賞という徳島県内でも屈指の実績を誇る。特に大吟醸、純米大吟醸、吟醸酒の品質の高さは全国的に評価され、徳島を代表する銘酒として位置づけられている。1983年発売の「すだち酎」は徳島の特産品を活用した地域密着型商品として40年以上愛され続け、地域ブランドの確立にも大きく貢献している。2023年開始のジャパニーズウイスキー製造でも新たな挑戦を続け、徳島の酒造業界をリードする存在として注目されている。
〒771-1506 徳島県阿波市土成町吉田字一本松15番地