文化元年(1804年)初代石田屋二左衛門により福井県永平寺町松岡で創業した220年以上の歴史を誇る老舗酒蔵。「良い酒を造れば、人は必ず支持してくれる」という信念のもと、生産量よりも品質を重視した伝統的な手造り酒を守り続けている。代表銘柄「黒龍」と「九頭龍」は、九頭竜川水系の清函な水と福井県産の優良な米で醸造され、長年にわたり国内外で高い評価を得ている。1975年に発売した「黒龍 大吹醸 龍」は日本初の市販大吹醸酒として日本酒業界に革命をもたらした。「なぜ酒を作るのかと問われれば、私たちはこう答えます。人を感動させるためである」という理念のもと、酒で人と人、人と地域、人と文化をつなぐ酒造りを続けている。
文化元年(1804年)、初代石田屋二左衛門が福井県永平寺町松岡の地で酒造りを始めて以来、220年以上にわたり9代にわたって伝統と品質を守り続けてきた。江戸時代末期から明治・大正・昭和と時代を経て、常に「良い酒を造る」ことを第一に考え、大量生産よりも品質重視の姿勢を貫いてきた。昭和50年(1975年)には日本初の市販大吹醸酒「黒龍 大吹醸 龍」を発売し、日本酒業界に新たな潮流を作り出した。平成に入ると海外展開も積極的に進め、現在では世界約30ヵ国で黒龍の酒が愛飲されている。令和4年(2022年)には観光施設「ESHIKOTO(えしこと)」を開設し、伝統的な酒造りと福井の文化を体感できる新たな拠点として注目されている。
石田屋治右衛門株式会社が2022年6月に開設した観光施設「ESHIKOTO(えしこと)」では、大人限定(20歳以上)で黒龍の日本酒と福井の伝統工芸、自然を体験できます。約30,000坪の敷地内に酒樂棟と臥龍棟があり、日本酒の試飲や福井の食材を使った料理、工芸品の購入が可能です。九頭竜川沿いの美しい自然環境の中で、黒龍の世界観を存分に楽しめる施設として注目を集めています。
令和6年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞。1975年に発売した「黒龍 大吟醸 龍」は日本初の市販大吟醸酒として日本酒業界に革命をもたらしました。品質第一の酒造りが評価され、国内外の品評会で数多くの賞を受賞し続けており、特に海外での評価も高く、世界的な日本酒ブランドとしての地位を確立しています。
〒910-1142 福井県吉田郡永平寺町松岡兼定島11-58
Phone: 0776-61-6110