1868年(江戸時代中期)創業の静岡県藤枝市に所在する歴史ある老舗酒造。代表銘柄「喜久酔(きくよい)」で知られる。年間生産量約750石の小規模な蔵で、小さな蔵ならではの手作りと徹底した品質管理による丁寧な酒造りを実践している。豊富な清流大井川水系南アルプス伏流水、地元稲作農家とともに育てる酒造好適米・山田錦、静岡酵母を使用した「静岡型」の酒造りが特徴。青島孝社長が杜氏も兼任する「三刀流」(経営・酒造り・米作り)で知られる。
1868年(江戸時代中期)に藤枝市上青島地区で創業した150年以上の歴史を持つ老舗酒造。代表銘柄「喜久酔」の名前は「喜び久しく酔える酒」という意味から命名された。代々受け継がれてきた伝統的な酒造りの技術に加え、現在は青島孝社長が杜氏(青島傳三郎)も兼任し、経営・酒造り・米作りの三刀流として蔵を運営している。小規模蔵の利点を活かした手造りによる丁寧な酒造りを続けており、爽やかなうま味と軽快なのど越し、穏やかな吟醸香にとどめた独自の製法により、静岡らしい洗練された酒質を実現している。地域の稲作農家との連携により酒造好適米の品質向上にも取り組んでいる。
静岡県藤枝市上青島246