明治39年(1906年)創業の気仙沼の老舗酒蔵。「角星」の名は朝星が神鏡を通して酒の入った一升枡に映った吉事に由来します。2011年の東日本大震災で被災しましたが、2021年に旧白山小学校跡地を改修した「白山製造場」で酒造りを再開。新ブランド「水鳥記」と共に、気仙沼の新鮮な魚介類に合う酒造りを追求しています。出荷先は地元気仙沼から仙台圏、首都圏、九州圏、台湾・香港まで広がっています。
明治39年(1906年)、斎藤家当主・斎藤太兵衛が酒造開始の醸造安全祈願を行った時、酒を満たした一升枡に、御神鏡を通して映り込んだ明けの明星。「角星」の屋号は、今日に伝わるこの吉事から誕生しました。当初の代表銘柄「金紋両國」は、陸中の国折壁村(現岩手県一関市)で酒を造り、陸前の国気仙沼で販売したことにより、二つの国に亘る酒「両国」と命名されました。2011年東日本大震災の津波で本店を流失し大きな被害を受けましたが、2021年に上鹿折地区の旧白山小学校跡地を取得し、全面改修した「白山製造場」で酒造りを再開。現在は新ブランド「水鳥記」と共に気仙沼の新鮮な魚介類と合わせた時に邪魔にならず、それでいて酒の旨みを感じられる酒づくりを続けています。出荷先は地元気仙沼、仙台圏、首都圏、九州圏、台湾・香港にまで広がっています。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
Type: JUNMAI
Polissage: 65%
Alcool: 15%
Type: JUNMAI
Polissage: 65%
Alcool: 15%
「酒」の文字を分解(水・鳥・記)した新ブランド。酒の物語を記していきたいという造り手の意思を込めた
Type: JUNMAI
Polissage: 60%
Alcool: 15%
様々な酒米を使い分けた特別純米酒。山田錦、雄町、愛山、蔵の華などの酒米の個性を活かした造り
Type: JUNMAI_DAIGINJO
Polissage: 50%
Alcool: 16%
最高級の純米大吟醸。山田錦を50%まで磨き上げた贅沢な仕上がり
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
2011年の東日本大震災で被災しながらも復興を遂げ、新たな酒造りの場として「白山製造場」を開設。気仙沼の魚介類に合う酒造りという明確なコンセプトのもと、伝統的な代表銘柄「金紋両國」と新ブランド「水鳥記」で地元から海外まで幅広く愛されています。新ブランド「水鳥記」は、「酒」の文字を「水」「鳥」「記」に分解し、酒の物語を記していくという造り手の意思を込めたブランドとして評価されています。
〒988-0063 宮城県気仙沼市魚町2丁目1-17
Téléphone: 0226-22-0007