慶長2年(1597年)創業、山形県米沢市に位置する全国でも数少ない創業400年を超える酒蔵で、国内約1,500ある蔵のうち13番目に古い老舗蔵元。小嶋家当主は初代から小嶋彌左衛門の名を代々襲名し、現在23代目。江戸時代には米沢藩上杉家の御用酒屋として仕え、飢饉で米不足となり禁酒令が出された中でも酒造りを許された数少ない特別な酒蔵の一つ。代表銘柄『東光』は『米沢城の東側、朝の光が昇るところの酒』を意味し、米沢の豊かな風土と伝統的な酒造りの技が結実した山形を代表する銘酒として親しまれている。酒造資料館『東光の酒蔵』は東北最大級の展示規模を誇り、酒造りの歴史と文化を今に伝えている。
慶長2年(1597年)、米沢の地に小島総本店を創業。安土桃山時代という日本の歴史の転換期に創業した老舗で、江戸時代には米沢藩上杉家の御用酒屋として藩主に仕える特別な立場を得た。小嶋家は初代から小嶋彌左衛門の名を代々襲名する伝統を守り、現在に至るまで23代にわたって家業を継承。江戸時代中期の飢饉による米不足で禁酒令が出された際も、特別に酒造りを許された数少ない酒蔵の一つとして、その技術と品質が藩から高く評価されていた。『東光』という酒名は『米沢城の東側、朝の光が昇るところの酒』に由来し、長い歴史の中で米沢の地酒として愛され続けている。昭和59年(1984年)に酒造資料館『東光の酒蔵』を開館し、400年を超える酒造りの歴史と文化を広く一般に公開、酒造業界の文化継承にも大きく貢献している。
昭和59年(1984年)に開館した酒造資料館『東光の酒蔵』は東北最大級の展示規模を誇り、400年を超える酒造りの歴史を体感できる貴重な施設です。営業時間は9:00~16:30(最終入館16:00、年末年始休館)で、入館料は大人350円、中高生250円、小学生150円。昔の造り酒屋の様子を再現した展示空間では、伝統的な酒造り道具や工程を詳しく学べ、まるで江戸時代の酒蔵にタイムスリップしたような体験ができます。見学後には10種類以上の試飲が楽しめ、最高級酒や限定酒も含めて東光ブランドの多彩な味わいを体験可能。車椅子での見学も可能で、音声ガイドや休憩スペースも完備。住所は〒992-0039 山形県米沢市大町2-3-22、お問い合わせは0238-21-6601まで。
2014年英国IWC2014で「東光大吐醸山田錦」が吐醸・大吐醸部門で金メダル及び部門トロフィーを獲得。ワイングラスでおいしい日本酒アワードでは2013年金賞、2014年最高金賞、2015年金賞を連続受賞。インターナショナル・サケ・チャレンジ2016でも金賞を受賞し、東光純米吐醸原酒は2017年ANA国際線ファーストクラス及びビジネスクラスの機内食メニューに採用されました。
〒992-0039 山形県米沢市本町2-2-3
Téléphone: 情報なし