1890年創業、早川沿いに位置する猪又酒造は、藤の花が月を隠すという風光明媚な池にちなんだ「月不見の池」を醸造しています。蔵人自ら早川谷で酒米を栽培し、「一口目から二口目へ、二杯目から三杯目へと飲むほどに美味しくなる酒」を理念としています。早川谷での米作り20周年を記念した「far side of the Moon」シリーズも展開。糸魚川駅から15分の立地で、地元早川地区産の五百万石と高嶺錦を使用しています。
1890年(明治23年)に糸魚川市で創業。主力銘柄「月不見の池」は、春に水が満ちる早川地区の風光明媚な小さな池に由来します。蔵から車で約5分の実際の池は、藤の花が月を隠すことで有名です。伝統的な酒造りから発展し、蔵人自らが早川谷で20年以上にわたって酒米栽培を行うまでに至っています。県の地で、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
猪又酒造は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
〒941-0022 新潟県糸魚川市新町71番地1
Téléphone: 0255-55-2402