文政3年(1820年)、木下斉吉氏により創業された八女市の歴史ある酒蔵。「酒を通して多くの喜びを伝えたい」という理念のもと、IWC2013でチャンピオン・サケを受賞するなど国際的に高い評価を受けている。福岡県糸島産山田錦をはじめとする地元産原料と伝統的な醸造法を組み合わせている。
文政3年(1820年)、初代・木下斉吉氏が家督を弟に譲り、酒造りに専念したことから始まる。現在は7代目の木下宏太郎氏が当主を務める。2000年には「喜多屋自主米栽培研究会」を発足させ、自社での酒米栽培にも取り組み、地域農業との結びつきを深めている。
現在は新型コロナウイルスの影響で蔵見学の受付は行っていませんが、通常時は予約制で蔵見学を実施しており、200年以上篠殺された酒造り工程を見学できます。九州自動車道八女ICから車で5分、JR羽犬塚駅からバスでアクセス可能です。地元の清流・矢部川の地下水を使用し、IWCチャンピオン・サケを受賞した酒造りを間近で体験できます。
2013年にIWC(インターナショナルワインチャレンジ)のチャンピオン・サケを受賞し、日本酒界の最高栄誉を獲得しました。『大吟醸 極醸 喜多屋』での受賞で、世界的な評価を受けています。その他、Kura Master 2025審査員賞、福岡国税局酒類鑑評会純米酒・本格焼酎の部で金賞を受賞し、継続的に国内外で高い評価を獲得しています。文政3年(1820年)から200年以上の歴史を持つ伝統的な酒造り技術が、国際コンペティションで最高の評価を受けたことは、日本酒界にとって特筆すべき快挙です。
福岡県八女市本町374番地