『生かされている』という考え方を発想の原点に創造と科学を合一し、よりよいものにして次の世代へ送っていく。安政元年(1854年)創業、170年の歴史を持つ。日本酒製造の伝統技術を活かし、1974年から米の総合利用研究を開始。1979年に開発したライスパワーエキスは、国産米100%を麹菌・酵母・乳酸菌で長期発酵・熟成させた機能性素材で、化粧品事業も展開。
安政元年(1854年)、宇多津町で創業した勇心酒造は、2024年に創業170周年を迎えた歴史ある酒蔵です。1993年に本社機能を綾川町の現在地に移転。伝統的な醸造技術を守りながら、綾川の伏流水と減農薬米を使用した手造りの日本酒は、県外では「幻の地酒」と呼ばれるほど希少です。1974年から酒造りで培った発酵技術を応用し、米の総合利用研究を開始。1979年に開発した「ライスパワーエキス」は、国産米100%を独自の「日本型バイオ技術」で長期発酵・熟成させた機能性素材で、現在36種類を開発、14種類が実用化されています。特に「ライスパワーNo.11」は、「皮膚水分保持能の改善」効果が認められた唯一の医薬部外品有効成分として認定。2013年には「吟醸九号」「吟醸十四号」が香川県産品コンクールで県知事賞を受賞。3月から6月には限定生酒も販売し、地元農家や農協と連携した減農薬米での酒造りにこだわっています。15~30名の団体向け工場見学(要予約)では、製造ライン見学、化粧品試用、利き酒、販売を実施。日本酒造りの伝統技術と最先端の米研究を融合させ、次世代に継承する革新的な酒蔵です。
15~30名の団体向け工場見学ツアーを実施しており、事前予約が必要です。見学内容は製造ラインの見学、化粧品の試用、日本酒の試飲、販売を含んでいます。伝統的な日本酒造りと最先端の米研究技術を融合させたユニークな酒蔵として、日本酒製造の伝統技術を活かして開発したライスパワーエキスの製造過程も見学できます。
2013年に「吐醸九号」「吐醸十四号」が香川県産品コンクールで県知事賞を受賞。第58回四国きき酒競技大会で社員が個人部門で初優勝し、団体部門にも貢献。「知的財産活用表彰」で大賞を受賞し、酒造りの伝統技術を活かしたライスパワーエキス開登の革新性が評価されました。特に「ライスパワーNo.11」は「皮膚水分保持能の改善」効果が認められた唯一の医薬部外品有効成分として認定され、酒造技術の新たな応用可能性を示しています。
〒761-2307 香川県綾歌郡綾川町小野2088-1