明治35年(1902年)創業の株式会社齋彌酒造店は、「雪の茅舎」で知られる由利本荘市の蔵元です。国登録有形文化財に指定された11棟の建造物群で構成される「登り蔵」で、「三無い造り」(櫂入れ無し・濾過無し・加水無し)という独自の酒造り哲学を実践。自家培養酵母と伝統的山廃仕込みで、微生物の力を最大限に活かした自然な酒造りで高い評価を得ています。泡盛の高橋藤一杜氏は平成以降16回の全国新酒鑑評会金賞を受賞し、秋田県第1位の実績を誇ります。
明治35年(1902年)、由利本荘市石脇地区に創業。旧亀田藩の物流拠点として栄えた地域で、北前船による交易で発展。初代から「三無い造り」(櫂入れ無し・濾過無し・加水無し)を伝統とし、微生物の力を最大限に活かした自然な酒造りを実践。現在の杜氏高橋藤一氏(1945年生)は秋田県山内杜氏組合会長を務め、平成以降16回の全国新酒鑑評会金賞を受賞し秋田県第1位の実績を誇ります。2019年3月にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演し、その技術と人柄が全国に紹介されました。同蔵は30年以上にわたり自家培養酵母を育成し、日本初の有機認証を取得した酒蔵でもあります。伝統的な醸造方法を守り続け、長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
国の登録有形文化財に指定された11棟の建造物で構成される独特の伝統的な蔵元です。建物が入口から奥に向かって段々に高くなる「登り蔵」と呼ばれる構造で、明治初期の西洋建築要素を取り入れた建築群として日本建築学会賞を受賞しています。現在は一般向けの見学は実施していませんが、鳥海山を望む由利本荘市石脇地区に位置し、旧亀田藩の物流拠点として栄えた地域の歴史を伝える貴重な文化遗産です。お問い合わせは電話にて承っております。
杜氏の高橋藤一氏は平成以降16回の全国新酒鑑評会金賞を受賞。2019年3月にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演し、全国にその技術と人柄が紹介される。国の登録有形文化財に指定された11棟の建造物群は日本建築学会賞を受賞し、「三無い造り」(櫂入れ無し・濾過無し・加水無し)という独自の酒造り哲学は業界内外から高く評価され、自然の力を最大限に活かした酒造りの先駆的存在として注目されている。
〒015-0011 秋田県由利本荘市石脇字石脇 53
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