大正6年(1917年)創業の浅舞酒造株式会社は、秋田県横手市平鹿町浅舞に位置する純米蔵。「酒は田んぼから生まれる」を信念に、2011年より全量純米酒蔵となり、蔵から半径5キロ内の横手盆地産米のみを使用。全量を古式槽搾りで醸造し、全国新酒鑑評会で秋田県初の5年連続金賞を受賞。IWC 2021、Kura Master 2023など国際コンペティションでも高評価を受ける。
大正6年(1917年)、柿崎宗光が平鹿町に造り酒屋がないことを残念に思い、地元の協力者を募って資本金2万円で浅舞酒造株式会社を設立。「天の戸」の名は「天の戸は静かに明けて神路山 杉の青葉に日影さすみゆ」の古歌から命名。戦時下の昭和18年には企業整備により廃業に追い込まれたが、地域の人々の「天の戸を残して」という強い要望が大蔵省まで届き、翌年の12月6日に特例として新たな酒造免許が交付され、醸造を再開。秋田県で初めて特級規格の純米酒製造にも取り組む。平成23年(2011年)より全量純米酒蔵となり、「酒は田んぼから生まれる」を信念に、蔵から半径5キロ内の横手盆地産米のみを使用。全量を古式槽搾りで醸造し、全国新酒鑑評会で秋田県初の5年連続金賞を受賞。名実ともに秋田を代表する蔵元となる。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
浅舞酒造株式会社は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
〒013-0105 秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞388番地