大正3年(1914年)創業、横手市大森町で唯一の酒蔵として100年以上の伝統を守る株式会社大納川(旧・備前酒造本店)。早くから純米酒造りに注力し、醸造アルコールを一切使わず米の旨味を追求する「純米酒の大納川」として評価される。小規模生産にこだわり、蓋麹法による丁寧な麹造りと伝統的な秋田の寒仕込みで、心を温める酒造りを目指す。全国流通の「大納川」、地元限定の「山内杜氏」、特約店限定の「天花」の3ブランドを展開。
大正3年(1914年)創業。4代前の備前才治が大正4年(1915年)に酒造りを開始。備前家の先祖は約300年前に備前国(現在の岡山県)から船乗りとしてこの地に定住。「大納川」の名は、貴族院議員の土田萬助氏が「この酒はふるさとの誇りだ」と評し、地域を流れる大納川にちなんで命名。早くから純米酒造りに注力し、醸造アルコールを一切使わず米の旨味を追求。現在も「純米酒の大納川」として評価される。2019年に社名を「株式会社大納川」に変更し、第65代横綱・貴乃花光司氏を応援団長に迎え、新ブランド「天花」を展開。全国流通の「大納川」、地元限定の「山内杜氏」、特約店限定の「天花」の3ブランドで展開。横手市大森町で唯一の酒蔵として100年以上の伝統を守り続けている。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
株式会社大納川は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
秋田県横手市大森町大森169