花の香酒造は〒861-0906 熊本県玉名郡和水町西吉地2226-2で伝統的な酒造りを行う蔵元です。地域の特色を活かし、地域の気候風土を最大限に活かした酒造りを特徴としています。厳選された原料米と清らかな仕込み水を用い、熟練の技により米の旨みを最大限に引き出す醸造を心がけています。食中酒として料理との調和を大切にし、地元の食文化と密接に結びついた味わいを追求し続けています。
明治35年(1902年)、熊本県玉名郡和水町で神田角次・茂作親子により神田酒造として創業。平成4年(1992年)に花の香酒造に改名し、6代目神田清隆氏のもとで革新的な酒造りを展開。「産土(うぶすな)」の哲学を掲げ、土地の産土神や生命を育む大地への敬意を込めた酒造りを実践。菊池川流域和水地区の自然栽培米を100%使用し、馬耕や無肥料栽培など伝統農法を守る。妙見神社の岩清水を仕込み水に、伝統的な撥ね木搾りで醸造。代表銘柄「産土」は野生酵母を使用し、生き生きとした泡を持つ独創的な日本酒として話題に。2022年ベルギー国際優秀味覚賞最高位3つ星、2021年純米酒大賞金賞、2020年ロンドンSAKEチャレンジ金賞など国際的評価も高い。人・自然・生態系が豊かになる持続可能な酒造りを追求し、日本酒の新たな可能性を世界に発信している。長年にわたり地域に根ざした酒造りを続け、伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、高品質な日本酒を提供し続けています。地域の食文化と共に発展し、多くの人々に愛される酒蔵として、その歴史を刻み続けています。
酒蔵見学は事前予約制で受け付けており、実際の酒造りの現場を間近で見学することができます。経験豊富な蔵人による丁寧な説明を聞きながら、日本酒造りの奥深さと伝統技術を体感できます。見学後は試飲コーナーで季節の限定酒を含む数種類の日本酒をお楽しみいただけ、直売所では蔵元限定の特別な商品もご購入いただけます。
花の香酒造は品質への妥協なき追求により、各種品評会において優秀な成績を収めています。全国新酒鑑評会への継続的な出品により技術の研鑽を重ね、地域の日本酒品評会でも高い評価を得ています。伝統的な技術と現代的な品質管理を融合させることで、安定した高品質な日本酒を提供し続け、地域の日本酒文化の発展に大きく貢献している蔵元です。
〒861-0906 熊本県玉名郡和水町西吉地2226-2